お役立ち 公開日: 2021/10/24 |最終更新日: 2022/08/26 廃油の産廃処理にかかる費用を解説 目次 1 廃油の種類 2 廃油の処分方法 3 廃油の産廃処理にかかる費用 4 廃油の処分についてよくある質問 事業によって排出された廃油は産業廃棄物に区分されており、法律にもとづいて適性に処分しなければなりません。廃油のなかには引火しやすいものもあり、取り扱いに注意が必要です。廃油を処分する際は、処分方法や処分の注意点を知っておくようにしましょう。この記事では、産業廃棄物である廃油の種類や処分方法、処分費用などについて解説していきます。廃油の処分方法を知って、安全かつ適正な処理を行ないましょう。 廃油の種類 事業によって排出された廃油は産業廃棄物に分類され、以下のような種類があります。 鉱物性油:エンジンオイル、潤滑油、切削油、絶縁油、重油 など 動植物性油:サラダ油、天ぷら油、ラード、魚油 など 固形油:アスファルト、パラフィンろう、固形石けん、クレヨン など 廃溶剤:アルコール類、洗浄油 など 油泥:タンクスラッジ、オイルトラップ油泥 など その他の廃油:油のしみたウエス、油紙くず、インクかす など なかでも引火性の高い揮発油類、灯油類、軽油類(引火点が70℃未満のもの)や、PCBを含む廃油は、取り扱いに注意が必要なため、特別管理産業廃棄物に区分されています。特別管理産業廃棄物は、ほかの廃棄物とは処理基準や処分業者の許可制度が異なるため、処分の際は注意するようにしましょう。 廃油の処分方法 事業で排出された廃油は、法律にもとづいて適正に処理する必要があります。自分で処分できない場合は、産業廃棄物処理業者に委託して処分してもらいましょう。廃油の処分方法は、おもに「リサイクル」と「最終処分」の二通りあります。リサイクルの場合、廃油を遠心分離機などにかけて水分などの余分なものを取り除き、潤滑油や再生重油、補助燃料として再利用するほか、廃油を原料として、バイオディーゼル油や石けんなどの新しい資材をつくる場合もあります。廃油をリサイクルできるかどうかは、産業廃棄物再生処理業者の処理能力によって変わるため、廃油処理を委託する際に確認しておきましょう。また、リサイクルに不向きな廃油は、焼却処理を行なったあと最終処分されます。 廃油の産廃処理にかかる費用 山一商事では、廃油の産業廃棄物処分を行なっています。種類・量・荷姿により処分単価が変動しますので、処分を検討されている方は事前にお問い合わせください。また、山一商事では特別管理産業廃棄物に区分される「引火性廃油」等の処分も行なっておりますが、扱える物に制限があるため、弊社営業部までご相談ください。 廃油の処分についてよくある質問 廃油の処分について、よくある質問とその回答をご紹介します。これ以外に不明な点がございましたら、弊社営業部までお問い合わせください。 Q.エンジンオイルの処分はできますか? A.はい、処分可能です。 Q.コンデンサーのオイルは処分できますか? A.はい、PCBが入っていないことが証明できれば処分可能です。もしご不明点がありましたら、当社営業部までお問い合わせ下さい。