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公開日: 2023/02/15 |最終更新日: 2023/02/25

モルタルの処分方法、産廃処理や処分費を解説

モルタルは一定の強度を持ち、扱いが容易であることから、建築資材として幅広く利用されています。モルタルの特性を知って、目的や場所によって使い分けましょう。

今回は、モルタルの特徴とコンクリートやセメントとの違い、モルタルが使用されている場所について解説します。

また、モルタルを処分する際は産業廃棄物処理法に則って適正に処理しなければなりません。本記事ではモルタルの処分方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

モルタルとは?

一般的なモルタルは、セメントに水と砂を混ぜ合わせて作られます。モルタルには粗骨材が含まれていないため柔らかく取り扱いが容易であることから、建物の外壁やレンガなどの接着剤、仕上げの下地調整、コンクリートの補修などに幅広く利用されています。

建物のさまざまな場面で利用されるモルタルですが、モルタルにはクラック(ひび割れ)が生じやすいというデメリットもあります。クラックの発生を防ぐ方法には、打設の際に目地を設けるなどの方法があります。クラックが発生してしまった場合には、目地用のモルタルを利用して捕集するとよいでしょう。

なお、建物の解体工事などによって発生したモルタルは産業廃棄物の「がれき類」に分類されています。モルタルを廃棄処分する際は、適切に分別処理することが大切です。

 

モルタルとコンクリートとの違い

コンクリートはセメントに水と砂、砂利を混ぜ合わせて作られます。骨材として砂利が入っているため、コンクリートはモルタルよりも強度が高いのが特徴です。そのため、コンクリートは建物の構造材に利用されています。

強度が高いコンクリートですが、粘性が低いため加工しづらく、圧縮する力に強い一方で、引っ張る力に対しては弱いというデメリットもあります。コンクリートの引っ張る力への耐性を高めるため、コンクリートと鉄筋を組み合わせたものを鉄筋コンクリートと呼びます。

また、コンクリートには、寒さや暑さに耐性のある寒中コンクリートや暑中コンクリート、流動性の高い高流動コンクリート、強度に優れる高強度コンクリートなどの種類もあります。

なお、コンクリートもモルタル同様、建物の解体工事で発生するものは産業廃棄物の「がれき類」に分類されます。

 

モルタルとセメントとの違い

セメントは粘土や石灰石などをもとに作られており、モルタルやコンクリートの原料となる建築資材です。セメントはそれ単体で使用されることはほとんどありません。セメントと何を、どのような割合で混ぜ合わせるのかによって、さまざまな特性の建築資材を作成できます。

セメントは粉末状で販売されており、保存性と運搬性に優れています。ただし、空気中の水分と反応して硬化してしまうため、湿度の高い環境では注意が必要です。

なお、建築現場などで出たセメントを廃棄する場合、セメントは産業廃棄物となります。不良セメントや不養生セメントなど、セメントが液体で廃棄される際は、セメントは「汚泥」に分類されます。

 

モルタルが使われている場所

モルタルが使用されている場所

 

加工性に優れるモルタルは、建物、住居において、レンガやブロックの接着剤、外壁・内壁塗装など、幅広い用途に利用されています。モルタルの使用目的と使用用途の一例をご紹介します。

 

モルタルの使用目的と使用用途

使用目的 使用用途
補修 コンクリートやモルタルなどのクラックの補修、段差の調整
仕上げ 屋内や屋外の壁、土間の床、駐車場の底面、スロープ
接着 タイル・レンガ・ブロックの接着
下地 塗装下地、タイル下地、防水下地

 

また、モルタルは仕上げ方によっても表情が大きく変わります。モルタルを壁などのよく見える場所に使用する場合は、仕上げ方にも注意する必要があるでしょう。

 

モルタルの処分方法

先述のとおり、モルタルは産業廃棄物に分類されます。しかし実際は、モルタルは再利用されることが多く、機械で細かく粉砕されたあと、路盤材や骨材としてリサイクルされるのが一般的です。

一方、再利用に向かないモルタルや、再利用しても使える場所がない場合には、モルタルは産業廃棄物として処理されます。

コンがら(コンクリートがら)の種類と処分費について

 

モルタルの比重

比重は物質の密度と水の密度の比を示します。比重が大きいほど強度が増すのが一般的です。

モルタルはセメントと砂と水を 1 : 3 : 0.5 の比で配合するのが一般的であり、モルタルの比重は 2.1 t/㎥ です。重量に換算するときは、体積 (㎥) × 2.1の式で求めるとよいでしょう。ただし、比重はモルタルに含有する水分量や、使用した細骨材によっても変わります。

なお、普通コンクリートの比重は 2.3 t/㎥、鉄筋コンクリートの比重は 2.45 t/㎥、高強度コンクリートの比重は 2.4 t/㎥ となっています。

 

モルタルの処分費

山一商事ではモルタルの収集運搬から処理まで対応可能です。通常、モルタルの処分費は ¥6,000/㎥ にて受け入れておりますが、タイル等ほかに付着物がついている場合は別単価になりますのでご注意ください。

建物の解体時など、コンクリートがら、モルタルが発生して産廃処理にお困りの場合、お気軽に弊社営業部までお問い合わせください。

 

モルタルの処分についてよくある質問

Q. 使用前のモルタルは処分できますか?

A. 処分可能ですが「汚泥」としての取り扱いになります。

 

Q. 袋の中で固まってしまったモルタルは処分できますか?

A. 処分可能ですが、袋がきれいに取れない場合は処分費が高くなります。

 

まとめ

モルタルは加工性に優れており、建築現場のあらゆる場面で使用されています。コンクリートとの差を理解したうえで適宜使用してください。

モルタルを処分する際は、産業廃棄物として処理しなければなりません。法律に従って適切に処理しましょう。

山一商事 広報部

山一商事 広報部

埼玉県川越市を中心に産業廃棄物の運搬・処理を行う「株式会社山一商事」の広報部です。お客様にとってお役に立てるような情報や私たちからのお知らせをご案内させていただきます。

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