長坂真護氏と訪ねる、ガーナ、「世界最大級の電子機器の墓場」の今
アートでサステナブルな社会を目指して活動を展開する、美術家の長坂真護氏(MAGO)と共に
長坂真護氏は、“世界最大級の電子機器の墓場”と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々との出会いを契機に、アートの力を使って、“我々先進国の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っているという真実”を先進国に伝えることを決意。「サスティナブル・キャピタリズム」を提唱し、これまでに1000個以上のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問で53日間滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立しました。山一商事は長坂真護氏の想いに共感し、2021年より美術家の長坂真護氏(MAGO)をサポートしてきています。
ガーナでのリサイクル施設構想に向け、廃棄物処理についてのアドバイスを通じたさらなる連携強化
現在、ガーナにある約8万人が暮らす世界最大の電子機器廃棄物処理場にて150億円の大規模なリサイクル施設を建設する構想があります。山一商事は、これまでの事業運営で培った廃棄物処理の視点でのアドバイスを通じ、長坂真護氏の活動を更にサポートしていけるよう検討を進めています。 山一商事は本プロジェクトの今後の方針、具体的施策に向けたアドバイスに向け、長坂真護氏と共に、現地でのフィールドワークを通じた調査を続けています。より多くの方々に現状を知ってもらえるよう、現地の訪問記録写真、動画を公開します。関連するマテリアリティ
E
Environment 環境
Contribution to the realization of a Carbon neutral society
2.脱炭素社会実現への貢献
カーボンニュートラルの実現に向け、 CO2排出量削減やクリーンエネルギー活用をしています
ゴール
- 山一商事グループ主要事業におけるCO2排出実質0の達成(2050年目標)
主なテーマ
- 廃棄物処理工程で排出されるCO2の削減
- 太陽光や森林を活用したクリーンエネルギーの創出