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トップアスリートと考えるSDGs -スポーツ界からできること-

持続可能な開発目標である「SDGs」が現代社会における不可欠なテーマとなるなか、プロのアスリートたちはこの問題にいかに向き合っているのでしょうか。とりわけ様々な道具を使うスポーツでは、17の目標のひとつである「つくる責任 つかう責任」が身近なテーマとして関わっています。このインタビューシリーズでは第一線で活躍するトップアスリートたちに、自身の「SDGs」に対する価値観を語っていただきます。


第18回 織田夢海選手 後編

(プロスケートボード選手)

これからちょっとずつ意識して、
地球や環境を守るようなことをやっていきたい。


若い人に興味をもってもらうためには、SNSを上手く活用すればいいのかなと

普段から物を大事にするタイプですか?

「大事にします。カバンとかは長く使ってますね。物を捨てられないんですよ。もったいない意識が強くて。それでどんどん家にたまっていっちゃう。やっぱり自分で買った物は愛着があるので、なかなか捨てられないんですよね」

環境問題で言うと、日常生活の中でも様々な物が以前と比べて変化して言っています。例えばストローがプラスチック製から紙素材になったりしていますよね。

「本音を言えばプラスチックがいいですね(笑)。紙だと味が変わるんで。飲んでいる途中でしなしなになっちゃうし」

レジ袋も有料化されたりするなかで、なぜこういう変化が生まれているんだろうと考えたことはありますか。

「思いました。なんでだろうなって。便利な物だったり、使いやすい物を代える必要があるのかなと思いますけど、環境のことを考えると仕方ないなとも思います。不便に感じることもありますけど。こういうことをやっていかなきゃいけないんだなって」

若い世代にSDGsは浸透していると思いますか?

「みんな、名前は知っていても詳しくは知らないと思う。そういう情報に触れる機会がないですからね。今はSNSで情報を得ることがほとんどなので、例えば、TikTokとか、インスタで出てくれば見るかもしれないですけど、SDGsのことはあまり出てこないですね。だから、若い人に興味をもってもらうためには、SNSを上手く活用すればいいのかなとは思いました」

今回調べたというSDGsの17個のテーマのなかで、一番興味を持ったのはどれですか?

「海の豊かさを守ろう、ですね」

海が好きなんですか?

「私は名古屋出身で、港の近くに住んでいるので、海は好きですね。でもそんなにきれいじゃないんですよ。ネットの記事とかで見たんですけど、私の家から一番近いビーチも、あまりきれいじゃない海って言われてるみたいです」

対策はしてないんですか?

「取り組みをしてくれている方がいるみたいなんですけど、もっときれいならいいなって、いつも思うんですけど……。もし、海をきれいにしようという会があれば、ぜひ参加したいですね。やっぱりきれいな海に入りたいですから」


環境を変えていくためには、まずは自分が行動することが一番だなと思います

スケートボード界で何か問題になっていることはあるんですか?

「パークでタバコを吸ったり、ポイ捨てしたりする人は見たことがあります。パーク内は禁煙になっているのでルールは守って欲しいですね。だからパーク内で吸っている人を見ると、管理人にチクりに行く(笑)。だって、休憩している時とか匂いがきついし、パークが汚れるから本当に辞めてほしい!」

スケボーのイメージも悪くなってしまいますよね。

「スケボーは悪いイメージを持たれやすいじゃないですか。ルールを守らない人が多いと、さらにイメージが悪くなる。一生懸命やっている人がほとんどなのに、マナーの悪い一部の人の印象が、スケボー界全体のイメージになっちゃうので」

逆にスケボー選手が環境問題に積極的だったら、反響がありそうですよね。

「そうですね。私もパークが閉まる時に管理人の方が掃除をしているから、ペットボトルが落ちていたりすると拾って渡すようにしています。空き缶とかも結構落ちているので、本当は触りたくないけど捨てに行くようにはしています。看板に書いてあるんですけどね。ポイ捨て禁止とか、禁煙とか。でも守らない人がいる。少し悲しい気持ちにはなりますね」

スケボーの環境を変えていきたい?

「変えていきたいです。せっかくオリンピックで注目されて、興味を持ってくれた人が増えたじゃないですか。でも、スケボーをやっている人ってマナーが悪いと思われたらいやなので。環境を変えていくためには、まずはやっぱり自分が行動することが一番だなと思います」

近い将来、資源が少なくなる可能性があるなかで、昆虫食というものが注目されていることは知ってますか?

「コオロギですか? 虫は苦手だからあまり食べたくはないかなぁ」

そうならないようにするためにも、若い人ほど環境問題を意識しないといけないと、個人的には思うのですが。

「そうなんですよね。SDGsはなんとなく言葉を聞いたことがあったけど、ちゃんとは知らなかったです。今回SDGsに関する取材を受けたことで、ちょっとだけ興味を持ちましたし、考えていかなければいけないことなのかなと思いました。これからちょっとずつ意識して、地球や環境を守るようなことを、ひとつずつ、自分がやれることはやっていきたいなと思います」

織田夢海 プロフィール

2006年10月30日生まれ。愛知県出身。7歳でスケートボードを始め、競技開始からわずか8年で世界トップクラスの仲間入りを果たした逸材。街中の手すりや障害物を模したコースで演技を行う「ストリート」種目ではオリンピックメダリスト達と遜色のない実力を誇る。2022年に日本代表として参戦した国際連盟主催のPro Tourで表彰台に上がると、最も権威あるコンテストであるStreet League Skateboarding(以下、SLS)とX Gamesから招待を受け、連続で表彰台に。SLSでは単一トリックに付く得点として女子史上初の9点台(9.4点)を叩き出した。東京五輪の出場を逃した悔しさを胸に、パリ五輪での飛躍が期待されている。

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