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トップアスリートと考えるSDGs -スポーツ界からできること-

持続可能な開発目標である「SDGs」が現代社会における不可欠なテーマとなるなか、プロのアスリートたちはこの問題にいかに向き合っているのでしょうか。とりわけ様々な道具を使うスポーツでは、17の目標のひとつである「つくる責任 つかう責任」が身近なテーマとして関わっています。このインタビューシリーズでは第一線で活躍するトップアスリートたちに、自身の「SDGs」に対する価値観を語っていただきます。


第21回 安藤周人選手 前編

(プロバスケットボール選手/アルバルク東京所属)

使い続けられるものにはお金を出しますけど、消費されるものにはあまりお金を使いたくない。

 

買い物に行ってもビニール袋をもらうことはありません

「SDGs」と聞いて、まず何を思い浮かべますか。

「一番イメージが強いのはリサイクルですね。身近なテーマでもあると思いますから」

普段の生活でリサイクルを意識することはありますか。

「ゴミの分別は意識していますね。僕は家ではゴミ出し担当なので(笑)。マンションのゴミ捨て場では、決められた場所にしっかりと分別して捨てるようにしています」

環境問題にも興味はありますか?

「エコバックは必ず使います。基本的に奥さんがマイバックを常に持ち歩いてくれているので、買い物に行ってもビニール袋をもらうことはありませんね」

最近ではサステナブル素材を使用した服やシューズも増えてきましたが、素材を意識して衣服を購入することはありますか?

「僕はそもそも、服をあまり買わないんですよ。同じ服ばかり着回しているので、奥さんにも心配されるほどで(笑)。基本的に服はメーカーから提供してもらったものを着ているんですが、気に入ったものばかりを着ているので、あまり着ていない服がたまっていっちゃうんですよ」

着ていない服はどうするのですか?

「もちろん、提供いただいた服は必ず一回は着ますよ。でも、あまり着ないなと思ったら、家族や友達にあげますね。捨てることはないです」

安藤誓哉選手は慈善団体に寄付していると言っていました。

「あの人は服をたくさん持っているイメージがありますからね。でも誓哉さんだけじゃなくて、着なくなった服を誰かにあげるというのは、結構いろんな選手がやっていますね。僕も地元の知り合いとかによくせがまれます(笑)」

サイズ的に着られる人があまりいないのでは?

「そうなんですよね(笑)。でも、Tシャツとかならオーバーサイズでも問題ないのかなと。やっぱり、そんなに着ていないのに捨てるのはもったいないじゃないですか。だから友達や後輩にあげたり、実家に送り付けて父親に着てもらったり。お父さんも身長が高いので普通に着ていますよ」

使わなくなったバスケットシューズはどうしていますか?

「バッシュも基本的に履かなくなったら誰かにあげています。知り合いがミニバスのコーチをしているのでその方にあげて、子どもたちに渡してもらうということもあります。試合会場に来ていた子どもにあげたこともありました」


服にしても、バッシュにしても、捨てるよりも誰かにあげて使ってもらえるほうがいい

物を捨てる感覚があまりないのですね。

「そうですね。服にしても、バッシュにしても、捨てるよりも誰かにあげて使ってもらえるほうがいいじゃないですか。無駄にしたくないんですよ。僕はキャンプが好きなんですが、キャンプグッズもたくさん買っては捨てられないから、どんどんたまっていくんですよね。逆に捨てるようなものは絶対に買わない。割り箸とか、紙皿とかキャンプには絶対に持って行かないですね。使い続けられるものにはお金を出しますけど、消費されるものにはあまりお金を使いたくない感覚があります」

キャンプはどういうきっかけで、好きになったんですか?

「興味はあったんですけど、実際にやる機会はなかなかなかったんですが、ある時チームメイトが、冬の富士山にひとりで行ったんですよ。その話を聞いてめちゃめちゃ楽しそうだなと。彼はそこで経験者になったので、彼と一緒に岐阜のキャンプ場に行ったのが、初めてのキャンプ経験でした。3、4年前くらいですかね」

それでハマったわけですね。

「僕以外にも他のチームメイトも一緒に行ったんですけど、本当に楽しかったですね。それで他のチームでも何人かキャンプをやっている選手がいたので、みんなで集まって、その時に焚火会というグループを作ったんです。今はチームが変わったりしてあまり集まれていないですけど、名古屋にいるメンバーはそっちのメンバーで行ったり、僕は東京にいるメンバーで行ったりとか。各々がSNSに写真を上げるので、それを見ると行きたくなっちゃうんですよね(笑)」

バスケ界ではキャンプが流行っているんですね。

「流行ってますね。普段室内で練習しているので、外に出たいんでしょうね(笑)。キャンプの良いところは自然の中で、ぼーっとして何も考えなくていいところなんですよ。普段、厳しい世界の中で戦っている分、気を張らずに落ち着けるのがもう最高ですね。でも、みんなでキャンプに行くと、結局バスケの話になっちゃうんですけどね(笑)」

日常とは違う時間が流れますよね。

「そうなんですよ。日常とはかけ離れたことをするのがいいんですよね。テントを張るとか、椅子を組み立てるとか、机をどこに配置しようかとか。そんなことを考える時間さえ楽しいですね。そこにみんなの拘りが出るんですよ。いつも決まった配置の人もいれば、キャンプ場の雰囲気に合わせてレイアウトを変えたり。それでどんどんハマっていって、装備一式同じ色で揃える選手もいたり、誰も持っていないレアなキャンプグッズを集める人もいて。そうやってどんどんモノがたまっていっちゃうんですよ。キャンパーあるあるです(笑)」

(写真提供:©ALVARK TOKYO)

安藤周人 プロフィール

1994年6月13日生まれ。三重県出身。190cm/88kg。四日市工業高校卒業後、青山学院大学に進学。大学在学中にはユニバーシアード日本代表に選出され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズへの入団も決定した。デビュー以来安定した成績でチームを引っ張り、瞬く間に中心選手へと成長。Bリーグでも屈指のシューティングガードとして評価を高め、2019年にはFIBAワールドカップ中国大会の日本代表に選出された。2021年にはアルバルク東京に移籍。精度の高い3Pシュートやキレのあるドライブを駆使し、エースとしてチームを牽引する。

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