環境スタートアップ「ピリカ」様との研究開発
SDGsの取り組みの一環として、環境スタートアップの株式会社ピリカ様との連携を通じ、山一商事はごみ収集車に、タカノメ自動車版のアプリを搭載したスマートフォンを活用した研究開発に取り組んでいます。
【参考プレスリリース】
ポイ捨てごみ可視化で環境スタートアップのピリカ様と提携(第1回環境スタートアップ大臣賞受賞)
https://yamaichishoji.co.jp/sgp/pirika/news/pirika-alliance-start/
研究開発を共同展開するピリカ様の2021 YEAR BOOKが公開されました
https://yamaichishoji.co.jp/sgp/pirika/news/pirika-year-book/
背景・目的
排出事業社様から廃棄物をお預かりし、適切に処理するために各法令順守のもと処理施設までお届けするという、産業廃棄物収集・処理事業の本来の使命遂行に加えて、ポイ捨てごみなどの路上に散乱するごみ問題の解決、不法投棄の抑制につながり、サステナビリティ貢献の観点から意義深い取り組みであると考えています。
プロジェクト概要
SDGsへの取り組みの一環として、産業廃棄物の収集・運搬事業で街中を走行する事業用車両のドライブレコーダーの取得データをピリカに提供し、ピリカのごみ分布調査サービス「タカノメ自動車版」の調査・開発に協力します。 ピリカと山一商事は、事業用車両のデータを活用することにより、徒歩での調査を前提とする「タカノメ徒歩版」では困難だった、区や市などの単位での広域調査や深刻度の地域比較、調査の高頻度化を可能にする仕組みの構築を目指します。
ゴミの分布を示すマップ
AIがゴミを発見した様子
調査車両掲載シール
ピリカのごみ分布調査サービス「タカノメ自動車版」、特定エリアに絞って詳細を調査する「タカノメ徒歩版」によるリアルタイムデータが確認頂けます。
ごみの多い場所や傾向を把握することで、地域の美化活動の効率化、効果測定などが可能になり、課題解決により近づいた施策の実施及び効率化を目指します。
株式会社ピリカ様について
ピリカは、科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを事業目的に掲げるスタートアップです。 2011年、代表の小嶌不二夫が大学院在籍中に着想し、中退・上京を経て創業。以来、ごみのポイ捨てやマイクロプラスチックの流出等の「ごみの自然界流出問題」に向き合い、独自のサービスを開発・提供。
2019年より海外での調査事業も開始しています。 受賞歴:2020年、第8回「Rise Up Festa」ソーシャルビジネス部門 最優秀賞、2021年、第一回「環境スタートアップ大賞」 環境スタートアップ大臣賞受賞。2023年第6回日経ソーシャルビジネスコンテストにて「大賞」受賞。